入力

個々の値の入力部を「値ボックス」、個々の数式の入力部を「数式ボックス」と呼ぶことにします。

値ボックス 数式ボックス

しかし実際には、同一行に存在する一対の値ボックスと数式ボックスを合わせて一つのセルとみなしてください。一つのセルの値と数式の入力部が別々に存在しているだけです。

セル

表計算ツールとしての主役は値と数式の入力部です。数式ボックスに入力された数式の計算結果は、同じ行の値ボックスに表示されます。

同一セルの値と数式は排他的です。既に値が入力されているセルの数式ボックスに新たに数式を入力すると、値はその数式の計算結果で上書きされます。逆に、既に数式が入力されているセルの値ボックスに新たに値を入力すると、その数式は消去されます。

値の入力

セルに値を入力するには、入力したいセルの値ボックスをタップします。これにより、テキストボックスが現れます。このテキストボックスに文字列を入力した後、テキストボックスの外をタップすることで、セルに値を入力することができます。

数式の入力

Kawasemiで有効な数式は、一般的な表計算ソフトと同様の文法に則って記述された数式です。四則演算などの記号や括弧(かっこ)による入れ子、そして関数が使用できます。

セルに数式を入力するには、入力したいセルの数式ボックスをタップします。これにより、テキストボックスが現れます。このテキストボックスに数式を入力した後、テキストボックスの外をタップすることで、セルに数式を入力することができます。

数式ボックス内に現れるテキストボックスの右端にはボタンが一つ付随しています。このボタンは関数選択画面を表示するための「関数ボタン」です。

関数選択画面で選択された関数はテキストボックスに挿入されます。関数はキーボードから直接入力することもできますが、正確な関数名を覚えていない場合は、この関数ボタンを利用すると便利です。

Kawasemiで使用できる関数は400以上に(のぼ)ります。関数選択画面には、これらの関数が11の種類に分類されて格納されています。関数選択画面の上端にはこれらの分類が表示されています。

分類

この部分はドラッグ、フリック、あるいはタップすることで左右にスクロールします。そして、中央に移動された分類に含まれる関数群が、選択可能な関数のリストとしてその下部に列挙されます。

関数の選択を中止してシート画面に戻りたい場合は、関数選択画面の外をタップするか、関数選択画面を左へスワイプします。